実母散の服用方法
喜谷実母散は更年期にありがちな気・血・水のバランスの崩れを整える生薬を配合しています。気の乱れを発端として血の異常・水の異常に影響することから、気血・気水に対応した生薬を配合し、自律神経の興奮を和らげ血の巡り水分代謝を整え、イライラしたり、疲れやすい、気力がない、冷えやのぼせ、動悸、めまいなどの症状を改善します。
朝食前と昼食前
カップに実母散1包を入れ、沸かしたてのお湯を注ぎます。
適当な濃さに振り出してからティーバッグを取り出します。
ティーバッグは容器に入れて冷蔵庫等に保存しましょう。
夕食前と寝る前
ティーバッグを土瓶などの容器に入れカップ1.5杯分程度の水で煎じます。
半分くらいになったら2回分に分けて夕食前と寝る前に分けて服用します。
土瓶か耐熱性のガラス製のポットなどを使用し、鉄や銅製の容器は避けてください（生薬の成分が鉄と反応して効果が低下する可能性があります）。
服用のポイント
空腹時に服用すると吸収が良いです。温かい状態で服用してください。
吐き気が強い時などは少し冷ましてから服用したほうが良いでしょう。
空腹時に服用すると胃腸の調子が悪くなる方は食後に服用したほうが良い場合もありますので相談ください。
１日４回、毎食の30分前、夕食後２時間を目安に服用して下さい。
あくまでも目安ですので時間が多少ずれても飲み忘れないことのほうが大切です。
服用期間は？
体質改善や慢性の症状が目的であれば一定の期間服用を続けることが必要です。
効果のあらわれる時期は人それぞれです。
まれに体質に合わない場合があります。
症状が悪化する、または気になる症状が現れたときはいったん服用を中止してご相談をお願いします。