更年期の症状を自然の恵みの生薬で乗り越える
生薬はあなたのからだとこころに寄り添います!
女性のからだはとてもデリケートです。「思春期」「成熟期」「更年期」「老年期」とそのライフステージごとに女性ホルモンの分泌量は変化していきます。エストロゲンは一生懸命女性たちのからだを守っている神様のような存在!それが、閉経前後5年を目安に低下します。
女性ホルモンの低下に伴うからだの不調(不定愁訴)が「更年期障害」、おばあちゃん世代は更年期障害より「血の道症」の方がわかりやすいかもしれません。更年期には個人差があり、「なんともないわ」とおっしゃる方、「生きていくのがつらいほど苦しい」とおっしゃる方、人それぞれです。症状に個人差があるように、自分自身にマッチした対処法を探すのも一苦労ですね。今回は漢方製剤・生薬製剤を中心に掲載します。
西洋医学と東洋医学(漢方医学)の違いは?
最初に西洋医学と東洋医学について簡単にその特徴をお伝えします。
西洋医学とは科学的な根拠のもと悪い部分や原因を取り除きます。検査などのデータで客観的に判断します。緊急性のある疾患は特に得意分野です。
東洋医学とはからだ全体をみて、その人の体質(証)や症状にあわせて土台から組み立てる経験的な治療です。検査値にでないような不定愁訴(未病)、冷えやいらいら、PMS(生理前症候群)などが得意です。
西洋医学は病気をみて東洋医学は病人をみるとよくいわれます。その症状に合わせて使い分ける、組み合わせで融合するのがよいでしょう。
女性ホルモンの役割は?
更年期の原因である女性ホルモンは、子供を生み育てるための子宮、膣、乳房に大きな役割があるように思われがちですが、もっと幅広い役割があります。骨、脳、心臓、血管、皮膚、目、自律神経、免疫機能・・・・。これについてはジツボンのゆるゆる日記に随時掲載しておりますので後ほどお読みください。
※詳細は「ジツボンのゆるゆる日記」と検索
更年期の症状は?
ホットフラッシュ(ほてり・のぼせ・発汗)、いらいら・不安・不眠などの精神症状、膝・腰・関節の痛み、めまい、耳鳴り、ドライシンドローム(目・口・肌・膣)、疲労感など
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更年期の対処法は?
ホルモン補充療法(HRT)、漢方薬、生薬製剤、カウンセリング、その他の薬物治療など
漢方製剤・生薬製剤とは?
いくつかの生薬の組み合わせでできているのが、漢方製剤・生薬製剤です。私たちは、遥か昔から、自然の恵みの恩恵を受けて健康を保っています。漢方医学はからだ全体の調子を整えるため、複数の不調を根本から治すというのが基本です。その症状がおきた原因から探っていくため、薬だけでなく食事や生活改善も大切にしています。ホルモン補充療法に抵抗がある方、ホルモン補充療法が受けられないようなご病気(たとえば血栓症、乳がんなどの既往のある方)をお持ちの方は選択肢のひとつに加えてください。
※漢方製剤 漢方の医学体系に基づく処方からなる薬剤
※生薬製剤 漢方の医学体系に基づかず、個々の生薬の効能から処方を構成する薬剤
ホルモン補充療法(HRT)とは直接エストロゲンを補充する方法で、ホットフラッシュなどに高い効果をあらわすといわれています。一方でまれに、子宮からの出血や吐き気などの消器症状がでることがあります。また、女性ホルモンを直接補充しているので、定期的に子宮や乳房の検査が必要です。
更年期を漢方医学でアプローチ
漢方医学では「気・血・水」という3要素が体内をバランスよく巡ることが健康とされ、更年期のさまざまな症状は、これらのバランスの乱れによって起こると考えられています。天然由来の生薬は自己治癒力を高め、女性ホルモンの分泌を整えます。
天然の恵みで快適な日常生活をお送りください!
女性のさまざまな不調を改善する 煎じ薬の喜谷実母散・錠剤タイプのジツボンS
体調や症状にあわせてお飲みください
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