お薬の剤形「煎じ薬」と「漢方エキス製剤」何が違うの

2022年9月6日

漢方のイメージで思い浮かぶことは、
 ・即効性がない
 ・苦い
 ・くさい
 ・値段が高い
 ・自然素材
でしょうか?

喜谷実母散も例えにもれず、目安として2週間位は服用をつづけてみてください。とお答えしています。
ウーロン茶のような色をしていますが、にがいです。香りも強いです。

振り出すだけでも面倒ですよね。
でも、でもですよ!この苦味、酸味と香りが好きとおっしゃって下さる方もおられます。
嬉しいです。

話がそれました。 煎剤と漢方エキス製剤の違いについてお話します。


煎じ薬            

生薬を水で煮出し、煎じかすを除いたその薬液をそのまま服用します。
漢方エキス製剤

煎じ薬を煮詰めてそのエキスを抽出し、ドリンクにしたもの、水分を蒸発させ乾燥エキスとしたものを顆粒や粉末にしたものがあります。

煎じ薬、生薬を直接煮だすので、その際に出る香りの効果(アロマ様効果)も期待できますが、生薬を煮出す手間がかかることと携帯には不便です。

エキス製剤は、生薬の浸出液を濃縮し乾燥させた粒状または粉末化したものです。

煎じ薬と漢方エキス製剤の違いをまとめてみました。

喜谷実母散は生薬がティーパックに入った煎じ薬です。

煎じ薬とエキス製剤のお話をしましたが、製法の違いだけでなく、薬の形によってもさらにいくつかの種類もあります。

更年期障害・冷え症のお薬は、たくさんの種類があります。ぜひ「喜谷実母散ー試供品」をお試しください。

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