目・口・お肌の乾ドライシンドロームに!

 ドライにもいろいろありますが、自覚しやすいのはドライアイ(目の乾燥)、ドライマウス(お口の乾燥)、女性では一番悩ましいお肌の乾燥、膣の乾燥などがあります。特に更年期前後ではドライ(乾燥)に敏感になります。体の内部から整えてうるおいを取り戻しましょう。

女性ホルモンであるエストロゲンは乾燥に大きく関わっています。肌や粘膜の潤いや張りを保つには、コラーゲンが必要です。エストロゲンはそのコラーゲンの生成を促進する働きをもっています。エストロゲンが低下すると、いろいろなところが乾燥してきます。ホルモンの乱れを改善することが、お肌のうるおいにも繋がります。

ドライアイ(眼) 

ドライアイは涙の量が不足して目が乾燥する状態です。涙は目を守るために、目の表面をおおい、うるおしてくれます。ドライアイになると目が乾く、目が疲れやすい、ものがかすんでみえるなどの違和感が生じます。ショボショボ、チカチカが涙が不足しているサインです

ドライマウス(口)

ドライマウスは口腔乾燥症といいます。エストロゲンが低下すると唾液の分泌量も減少してきます。口が乾いたり、舌がひりひりしたり、食べ物がうまく飲み込めなくなったりしたらサインです。
ドライマウスの方は、唾液に含まれる免疫作用の低下によるお口のトラブル(虫歯、歯周病など)が発生しやすくなります。ドライマウスはストレスやお薬の副作用が原因の場合もあります。

ドライスキン(肌

お肌のトラブルは女性にはとって悩みの種ですね。40代後半ぐらいからはエストロゲンの分泌が低下して、肌のうるおいが減少し、乾燥肌になっていきます。乾燥が進むと、かゆみや湿疹をともなう症状があらわれます。このような時期は今まで使っていた化粧品が合わなくなったり、洋服がチクチクして気になったり、いろんなことに過敏になってきます。 自分に合った保湿法を見つけください。                        ※膣の乾燥(ドライバジャイナ)もドライシンドロームのひとつです。

ドライ対策

ドライ対策ですぐにでもできることは、バランスの良い食事!偏りなく多くの食品を摂ることが大切です。特に大豆イソフラボンやトマトジュースなどのリコピン類、ビタミン、腸内環境を整える食物繊維などは効果的です。 

生活習慣を整えたうえでやっぱり気になる方は自然の恵みの生薬で女性の不調を整えてみてはいかがでしょう。

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