更年期のイライラを幸せホルモンで解消

セロトニンでイライラや不安を軽減しましょう

 女性ホルモンの分泌は思春期から増加して、45歳前後から徐々に低下していきます。これが更年期のはじまりです。老年期では女性ホルモンの低下が続きます。なぜ女性にイライラ・不安を訴える方が多いのかを考えてみましょう。

 イライラ・不安の原因を考える前に“セロトニン”という脳内物質についてお伝えします。セロトニンは脳内の神経伝達物質のひとつでドーパミン、ノルアドレナリンを制御し精神を安定させる働きをする(e-ヘルスネットより)と記載されています。セロトニンはよく💛幸せホルモン💛と呼ばれます。ドーパミンは激しい感情や恐怖などのストレスを感じた時に放出され、ノルアドレナリンは喜びや快楽などにより放出される物質です。これらを上手にコントロールして、精神の安定を保つのがセロトニンです。

セロトニンが低下すると、イライラや不安がおこりやすくなります。セロトニンの分泌には、エストロゲン(女性ホルモン)が影響していることがわかっています。科学的にも更年期とイライラはやはり女性ホルモンの減少が影響している、だから女性の方が多いということになります。女性に多いイライラですが、加齢やストレスによる男性ホルモンの低下で男性にも更年期のような症状が起こります。これは女性だけの問題ではなさそうです。

セロトニンを増やす方法はありますか?

多くの食材をバランスよく食べましょう!

セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンから合成されます。
原料のトリプトファンは体内では合成されませんので食事からとる必要があります。トリプトファンは、大豆類、乳製品、ナッツ類、魚、バナナ、アボカドなどからとることができます。

トリプトファンを作るにはビタミンB6、マグネシウム、亜鉛も必要です。マグネシウムはひじきやわかめ類、ほうれん草などに、亜鉛は、牡蠣やほたて、きなこ、切り干し大根などに多く含まれます。

セロトニン神経を活性化するには?

脳内にセロトニンを分泌しているのがセロトニン神経です。このセロトニン神経を活性化することがセロトニンの増加につながります。 先ず、朝起きたら太陽の光を浴びることです。朝日を浴びると睡眠ホルモンであるメラトニンが減少して、セロトニンが働き始めます。メラトニンに早く退散してもらうことでセロトニンが増え、朝もすっきり体を動かすことができます。

逆に夜は快適な眠りにつくために、夕方から12時頃までにセロトニンからメラトニンへの変換作業が行われます。そもそも人間は24時間周期で動いています。体温やホルモンの分泌も24時間のリズムで機能しているため、「早寝早起きは三文の徳」は単なることわざではありませんね。

ストレスはセロトニンの分泌に影響しますか?

 人は生きていくうえでさまざまなストレスを抱えます。ストレスはもともと物理用語でした。ストレスがたまるとストレス中枢が活性化され、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。コルチゾールは生命を保持するうえで大切なホルモンですが、ストレスが長期に続くと過剰に分泌されることがあります。ホルモンに関する仕組みはまだまだわかっていないことも多いですが、体を動かして上手にストレス解消することは、ストレスホルモンを下げて、幸せホルモンを上げる効果があります。やはりストレスは大敵です!

お悩みの方は女性ホルモンを上手にコントロールして幸せホルモンを貯金しましょう!
体調や症状にあわせてお飲みください
お電話での相談も承っております。 お気軽にお問合せください。
女性のさまざまな不調を改善する!煎じ薬の喜谷実母散・錠剤タイプのジツボンS

Posted by 253