かぼちゃ

2023年2月22日

 吹く風も心地よく、秋の到来を実感する今日この頃。先日、巨大かぼちゃの品評会の話題がニュースで報じられていました。一番大きいかぼちゃは300キログラム以上もあり、とてつもない大きさです。優勝した農家さんは「毎日たっぷりと愛情をかけて育てました」と笑顔でおっしゃっていました。

 かぼちゃはウリ科の植物なのでキュウリやニガウリと同様に夏から初秋にかけて収穫される野菜です。でも「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」と言われ、冬の寒い時期によく食べますよね。
なぜでしょうか?
 かぼちゃは収穫してからすぐに食べるよりも、数か月追熟してからのほうがほくほくと甘くなって美味しいのです。ですから夏に収穫してから食べごろになるまですこし時間がかかるのですね。夏のかぼちゃは水分が多く甘さも控えめなので、甘いかぼちゃをいただくまではもうしばらく待ちましょう。

 さて、かぼちゃは食物繊維や抗酸化ビタミンが豊富でとても栄養価の高い野菜です。体を温める効果もあるため、元気が出ない、疲れがとれないときの体力不足のときや、冷えを感じるときはかぼちゃのパワーをいただきましょう。

ちなみに冬瓜もウリ科の植物で夏に収穫されるものですが、こちらも冷暗所に保存をすると冬に食べることができるのでこの名前が付いたそうです。冬にいただく冬瓜の煮物も美味しいですよね。

初秋に気の早い冬の食材のお話でした。3連休は天候にお気をつけてお過ごしくださいませ。

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