夏のお出かけに上野公園

 日中は外出ができないくらいの危険な暑さですね。感染症も心配ですから人込みも避けたいです。でも、せっかくの休日にずっと家にいたら気持ちが塞がってきてしまいますよね。

 そんな今の時期にお勧めなのが蓮の花を見に行くこと。都内では上野公園の不忍池が有名ですよね。浮世絵にも描かれた江戸時代からの名所です。
蓮の花は早朝に咲き始め、お昼過ぎには閉じてしまうので朝早くに訪れるのがポイントです。日が高く昇って暑くなる前にお出かけしてはいかがでしょうか。

 蓮の根はレンコンとして食卓でお馴染みの植物ですが、漢方にもかかわりがあります。蓮の花が終わった後にできる大きな種を乾燥したものは蓮子(れんし)(れん)(にく)とも呼ばれる)という生薬になります。
おなかが弱くて下痢をしやすい症状や、そわそわして眠れない症状などに効能があります。

 ちょうど今、上野公園の国立西洋美術館ではリニューアルオープン記念の企画展にて“「自然と人のダイアローグ」西洋美術の巨匠たちによる自然をめぐる100の物語”を開催中です(事前予約制、HPをご確認ください)。
モネの「睡蓮」の展示も行っていますよ。9時半から入場できますので合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

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