平均寿命を更新しました!
令和6年簡易生命表より

令和6年簡易生命表によると、男性の平均寿命は81.09歳、女性の平均寿命は87.13歳です。主な諸外国と比較してみると、女性は“日本一”すばらしい。金メダル継続中です。男性はメダルこそもらえませんでしたが立派な成績です。
参照:健康寿命をのばそう!フレイル予防について ( 2023年12月6日 掲載)
健康寿命とは日常生活に制限がなく、自立して元気に生活できる期間のことです。令和4年の調査では男性の健康寿命は72.57歳、女性の健康寿命は75.45歳でした。
令和4年の厚生労働省のデータでは女性は11.63年、男性は8.49年が、病気になったり、誰かのお世話にならないと生活できなかったりする期間の平均です。この期間を縮めることが、元気に楽しく生活することに繋がります。
フレイルとは加齢によって筋力や心身の働きが低下して、要介護に近づきつつある状態です。虚弱(Frailty:フレイルの語源)から要介護状態にならないように体つくりを強化しましょう。
①体力の衰えや体重減少
歩くスピードが遅くなる、握力が弱まる、
食欲が落ちて体重が減少する
②物忘れや意欲の低下
認知機能の低下やうつ状態
③社会との繋がりの減少
友だち付き合いが減る、ひとりでの食事が増える

フレイル予防はバランスよくおいしいものを食べる、よくからだを動かす(運動)、人とのコミュニケーションをとる、の3つでしたね。年齢を重ねると簡単なようで難しいことです。
ただし、無理は禁物です。ちょっと頑張る程度に体を動かし、良質なたんぱく質を摂って筋肉を作る。悩みごとは吹き飛ばして、とにかく笑う。年を重ねると、体のあちこちにガタがきますが、それは誰もが同じことです。だからこそ、今この瞬間を楽しむことが大切です。 そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、お口のケア。歯や歯ぐきの健康は、食事も会話も、そして笑顔も支えてくれます。
最後に農作業をされる方は、高齢になっても健康寿命を延ばす傾向にあるようです。よく動き、汗をかいて、ごはんをおいしく食べる、そしてぐっすり眠る。これは養生訓の基本です。私たちが見習うべきことが多いですね。いつもおいしいお米や野菜をありがとうございます。
次号:ゆるゆる日記番外編もお楽しみに