人生会議してみませんか?

じつぼんゆるゆる日記をご覧いただきありがとうございます。
今回は連載の“しめくくり”として、「自分の人生をゆるゆると振り返ってみよう」という企画です。
そもそも、人生会議ってなんでしょう?
まずは、その目的から入っていきましょう。人生会議の目的は、かけがえのない人生を、より豊かにしていくこと。あなたの「大切にしたいこと」や「してほしくないこと」を、家族や親しい方に伝えておくことが土台になります。そして、いちばん大切なのは――“自分らしく”あること。
「会議」と聞くと、なんだか堅苦しくてハードルが高そうですが、実際は、気楽におしゃべりする感覚で十分なのです。思い切って、自分のこれからの希望や、望む生き方を少しだけ言葉にしてみてください。
そして人生会議は、いつでも変更できます。
一度決めたら終わり、ではありません。状況が変われば、何度でも書き換えてよいのです。
何気ない一言が、自分や家族の「道しるべ」になることがあります。
そうしておくことで、きっといつか、あなたの大切な人の支えにもなります。
では、実際にはどんなことを話せばいいのでしょう?そんなにかしこまる必要はありません。最初から「最期をどう迎えたいか」なんて、誰だってわかりません。
だからこそ、今の気持ちを少しずつ言葉にしていく――それだけで、人生会議はもう始まっています。
先ずは、こんなところから、「これからの人生を、どう楽しみたいか?」
・カラオケに行きたい
・昔の友人に会いたい
・温泉につかりたい

こんな小さな願いでいいのです。自分の気持ちを素直に周りに伝えるところから人生会議は始まります。
そして、もう少し踏み込んで…「もし病気をしたら、どうしたい?」
・家で過ごしたい
・家族と一緒にいたい
・病院で安心して治療を受けたい
さらに、「最期をどのように迎えたい?」
・最後まで治療を続けたい
・無駄な延命は望まない
・痛いのだけは避けたい
※治療の選択などは医療者やケア―チームにも入ってもらって相談しましょう!
こんなふうに、自分の考えを少し言葉にしておくと、ご自身もご家族も、同じ方向を見ながら歩いていくことができます。最終的なゴールは、ただひとつ。“自分らしく生きること”。
はじめてみませんか。これが、あなたの人生会議の第一歩です。

長い間お読みいただき、誠にありがとうございました。
皆さまのご多幸を心よりお祈り申し上げます。
最終回:ゆるゆる日記番外編

